群馬県高崎市中心部から高速も利用して30分ほどのところにある田舎町 下仁田町。
下仁田ネギ、下仁田こんにゃくの名産地。
隣接する南牧村は、人口高齢化率全国一位。
数年前から消滅自治体と呼ばれるなど、全国的にも有名な過疎地域です。
同じく隣接する富岡市は世界遺産にも指定されている富岡製糸業があり、お店も多く、町も活気があります。
このエリアを運行する上信電鉄は、主に学生が通学で利用する地方私鉄ですが、
なんと1両編成や2両編成で運行していて、乗車料金も全国上位の高さ。
そんなエリアに位置する下仁田町は、数字を聞くととても厳しそうに思えるのですが、
実際に現地を歩いてみると、味のあるお店(美味しいお店もたくさんあります)や昔ながらの町並み、「こんな田舎に何故?」と疑問を持ってしまうような素敵なスポットがあったりと、大変興味深いです。
先日、とても素敵な古道具屋を見つけたのでご紹介しておきます。
昔ながらの町並みに、味のあるお店が数点あり、ご飯を食べにでかけるのも良さそう。
古道具・熊川の外観。古い赤レンガの倉庫を利用しています。
大正ロマンとも言うべきか、日本の古い家具、古道具に手入れをして扱っていている和風アンティークショップです。ヨーロッパのアンティーク家具屋は多いですが、和風アンティークショップはなかなか珍しい。
しかし、どれも素敵です。
オープンしているのは日曜のみ(毎週ではない)そうですが、たまたま訪れたこの日は開いていてラッキーでした。インスタ(kumagawa_antiques/)で情報発信をしているそうなので、問い合わせてから訪れた方が確実です。インスタでは商品の写真もアップされていて海外からの問い合わせも多いと店主がおっしゃっていました。
すごい棚。いつの時代からどんなお店に置いてあったんだろうか。
1階に置いてあるのは比較的手を入れたもの、2階に置いてあるのは比較的手を入れない元の状態のままのものだそう。
山間の田舎町の風景。
古道具・熊川
群馬県 甘楽郡 下仁田町 下仁田430-1