離島巡りが好きなので、全国各地の島々へ行くのが旅のメインですが、
こちらは島を眺める旅のご紹介。
九十九島は、長崎県の佐世保から平戸にかけての約25㎞にかけての海岸に連なる大小208の群島です。
そのほとんどが無人島で、訪れることはできませんが、
展望所からの眺めはまさに絶景です。
かなり広いエリアにまたがっているため展望所も複数あり、
それぞれのスポットからの眺望を楽しむことができます。
まずは、各展望所からの眺めをご紹介します。
展海峰
ナビ設定地点:長崎県佐世保市下船越町399
展開峰の展望所の下には公園があり、花壇が整備されていて春は菜の花、空きはコスモスが見られるそうです。
わたしが訪れた10月中旬は既に花壇には何もありませんでした。
石岳展望台
ナビ設定地点:長崎県佐世保市船越町2277
石岳展望台は、映画「ラストサムライ」の冒頭のシーンに出てくることでも有名。
船越展望所
九十九島を眺める展望所としては、一番低いところにあるため、島々をより近くに見ることができます。
九十九島遊覧船
九十九島は、高台からその絶景を眺めるだけではなく、島々の間を遊覧船で巡ることができます。
九十九島パールシーリゾートという会社が運営し、複数のタイプの遊覧船があります。
海賊遊覧船みらいは定員200名。遊覧時間は約50分。
パールクイーンは定員280名。特別室などもあります。遊覧時間は約50分。
体験型クルーズのリラクルーズ。定員12名。小型船で水面が近く、大型船が入れないところまで進むことができるのと、少人数なので船長さんのガイドをじっくり楽しむことができます。遊覧時間約50分。
わたしはリラクルーズに乗船してみました。休日に行く場合、店員が少ないので事前予約をした方がよさそうです。
10月の三連休だったため、本来は満員だったと思うのですが、あいにくの雨で他にお客さんはおらず…笑
小型船ですが貸し切り状態でした。リラクルーズは横がオープンタイプなので、雨の時は大型船のほうが好まれるみたいです。ビニールカバーをまとった船で出航しました。
大小様々な無人島があって興味深い。九十九島の島の数は208とされています。
雨で霧が濃く、このような眺望です。晴れた日はもっと澄んで見渡せそうです。
売店に売っていた、「九十九島全島図鑑」。こちらの本は九十九島に魅せられた著者が独自に調査を行い、九十九島には208島ではなく、216島ある、ということを証明しているものだそうです。その216島にまつわる情報がびっしり。ライフワークというか執念というべきか。すごい。
九十九島、個人的には展望所から眺める景色が好きでした。展望所が複数あるので、巡りながら写真を撮ったり眺めたりするのをおすすめします。特に、ここでご紹介した展海峰、石岳展望台、船越展望所はおすすめです。