群馬県渋川市に、市道なのに、車は通行できず、線路脇を歩く危険な歩道があると聞き、
実際どのくらい危険なのかを確認するため、歩いてきました。
JR吾妻線という、時間帯によっては1時間に1本すら成立しないローカル線脇にその市道はあります。
この地図↑の下の方にあるのが祖母島駅、
危険と言われる道路、その名も「渋川市道3号」はその少し上方にある、吾妻川に架かる第一吾妻川橋梁です。
通りの少ない道にある小屋のようなものが、祖母島駅の駅舎。駐輪場も設置してあります。
改札というものははく、駅舎には自由に出入り可能。切符の券売機等もないため、駅で乗車切符を買うことはできませんし、Suicaをタッチする機会も存在していません。
こちらで電車に乗る場合は、乗車後に申告してください。
Suica利用やこの駅から定期券で通学・通勤している人はいちいち入場履歴がないことを駅員に申告する必要があって大変そうです。それとも、何か対策方法があるのでしょうか…。
1~2時間に1本の間隔。電車の通過のタイミングをここで確認。
切符は売っていないので、そのまま乗ってください、というシステム。
★いよいよ市道3号の橋の部分へ
※電車で行かれる方は、祖母島駅から徒歩10分くらいのところにあります。
車で行かれる方は、祖母島駅から橋を挟んだ向かい側の最寄り(徒歩5分程度)の施設には、「道の駅 おのこ」「渋川市 小野上運動公園」などがあります。
祖母島駅方面から線路伝いにしばらく歩くと橋に到着。
逆から橋を渡る場合、「道の駅 おのこ」という道の駅が最寄りの施設になります。
この先車両通行禁止、と看板があり、車はここで行き止まり。
車が通り抜けられる幅はないと思います。
過去にこの道を通学で自転車を押して渡っていた、という人の証言を確認しましたが、自転車を押して走行するのはありなのでしょうか。
写真で見るのより、実際に歩いて渡る方が怖いですね。道は狭く隣はすぐ線路、反対はすぐ川。
電車が来たらより一層怖そうです。
道幅は狭いです。これでも立派な市道。すぐ下は川。
渋川市道3号の橋の部分の正式名称は「第一吾妻川橋りょう」。約19.2mとのことですが、体感ではもう少し長く感じるような気がします。
★電車が通ると、近い…!!
上下線合わせて1時間に1~2本程度の電車の往来があります。
真横を通るので結構怖いです。また、祖母島駅には停車しませんが、この線路は特急電車の通過(特急草津号)があり、普通列車よりも早いのでより怖そうです。
祖母島駅までの近道なので、このあたりの方は通学・通勤で利用しているのでしょうか。
いつまで通行可能な橋かは分かりませんが、興味本位で行かれる方、くれぐれも安全にだけはお気を付けください。