わが家の猫の名前は伊藤さん。伊藤、ではなく、さんまでが名前です。
動物病院のカルテにも、「伊藤さんちゃん」と書いてあります。
「なんで伊藤さんなんですか?」と質問されることが多いので、
伊藤さんの名前の由来をご紹介しておきます。
と、言っても大した由来でもないのですが。
それでも、名前をつける、ということは人生でそう頻繁にはないことなので、
わたしなりに真剣に考えました。
「きょうの猫村さん」という、ほしよりこさんの漫画があって、
何となく、いつか猫を飼うなら、「~さん」とさん付けできる名前、かつ、人間の名前がいいな、と思っていました。
人間の名前と言っても、「太郎」「花子」など、下の名前だと動物につけた時に馴染んでしまって特に人間らしさは感じられないのですが、「鈴木さん」「佐藤さん」のように、名字になると妙に人間らしさが増す気がして、名字から頂戴しました。
数多ある名字の中から伊藤さんにしたのは、
近い人間関係にいなかったこと、
誰にでも親しみのある名字で分かりやすいこと、
(珍しい名字だと分かりにくくなるので)
省略やあだ名にしにくいこと
(小林さんをこばちゃんと呼んだり、山田さんをやまちゃんと呼んだりするのを避ける)
などの消去法もあるのですが、
一番は「いとうさん」という音の呼びやすさかと思います。
実際に「伊藤さん」と付けてみて、呼びやすさもとても気に入っているのと、
周りの人達が「伊藤さん元気?」などと聞いてくれる時に、さん付けにとても敬意が感じられて、聞き心地がいい物です。
(タマ元気?よりも、さんが付いていることで、同じ呼び捨てでもとても敬意を感じます。)
なお、本人は自分が伊藤さんという名前であることは認識しているようで、
呼ぶとちゃんと反応します。
他に名前の候補はたくさんあったので、下記に掲載しておきます。
警視総監あたりは、有力な第二候補でした。
2018年という時代を感じる名前もちらほら。
猫の伊藤さんの名前の由来
2021年7月21日