2022年11月に夏季休暇を利用して、五島列島を旅しました。
9泊10日の旅。
五島列島には、約100㎞にわたって大小約140の島が点在しています。そのうち有人島は18島。
あれ?五島だから5つの島じゃないの?と思っている人も多いと思いますが、主な島は福江島、久賀島、奈留島、若松島、中通島の5つ。そのうち福江島、久賀島、奈留島が「下五島」、若松島と中通島が「上五島」。その他にも人口が数人~数十人の島が周囲にたくさん存在しています。
10日間では18島すべてを巡ることはできませんでしたが13島を訪れることができました。
五島列島の旅については、いくつかの記事に分けて紹介していけたらと思います。
今回の旅は、会社を退社後そのまま羽田へ向かい、夜のうちに長崎へ。
東京から群馬に越してから、旅先への前乗りをよくするようになりました。わたしが住む群馬県から出発すると、羽田発の7時台の飛行機に乗ることができず(※午前3時台発の高速バスを使用すれば間に合います)、会社を退社した足でそのまま羽田へ行き、前日夜のうちに現地入りしておくと、離島航路の朝一の便(船も、飛行機も)に間に合うので、より長い時間島に滞在できることになります。また、夕食を1食分多く現地で食べられるというメリットも。
長崎空港から連絡バスに乗り、長崎港近くへ。長崎港は長崎駅からも徒歩で行ける場所であり、街の近くにあります。
最終の飛行機だったため、そこから連絡バスを乗り継ぐと、街なかへ着くのは22時頃。
長崎で何か夕飯を食べたい、と思ったものの、すでに街からは灯りが消えていました。
コロナ前はこんなことはなかったのでしょうが、やっぱりまだまだ夜が早くなりました。この時期も特に営業制限があった時期ではなかったのですが、飲食店などは22時過ぎにはほとんど閉まっていました。
今回、宿泊したのはホテルニューポート。なかなか昭和感溢れるビジネスホテルでした。とにかく港までが近いのもありがたかったです。
空室・満室の看板がまるでラ〇ホのよう。中身はどこからどう見てもビジネスホテルだったのですが。笑
懐かしさを感じてしまう室内。哀愁が漂います。
チェックインを済ませて部屋に荷物を置いて(11日間分の荷物を持っているので重め)、確か22時半頃になっていたと思いますが、さて夕飯は…と思ったものの、ホテル近くの店は閉店していて、駅を超えて歩いていくには疲れていた上に朝も早いとあって、何か買って部屋で食べることに。そうして、コンビニに行く途中で見つけたのが謎の自動販売機、ど冷えもん。
せっかく長崎まで来たのに、すでにお店も閉まっててコンビニかな~なんて思っていたので側面に書いてあった「長崎の味」という言葉に目が留まってしまい、「あ!これを食べよう!」と思ってしまったんですよね。
その後、各地でよく見かけるようになった「ど冷えもん」という自動販売機。この時のわたしは、まだこの自動販売機がどういうものか把握しておりませんでした。
さらに、これから離島への10日の旅を控えていたので、手持ちの現金は減らしたくなく、本土と大きな離島ではできるだけキャッシュレス決済をと心がけていたので(小さな離島はまだ現金のみのお店も多いので)、d払いを選択して試みたのですが、まあ読み込まない読み込まない。でもなんか意地になってきて、何回もやって、時間切れになってまた1からやってみたり、取り消してやり直してみたり、いろいろしてみたけど、結局QRコードは読み込めず…ただでさえ寝る時間を節約するためにご飯を買おうとしているのに、20分くらい時間を無駄にして、結局現金で買うという。笑
で、選んだのは「ドラゴンうどん鬼」(写真9番)というもの。明日朝訪れるはずの長崎港の中にある南蛮亭という食堂のメニューですが、昼以降の提供なので、朝出発したら食べられないだろうな~と思っていたので、まさかここで買うことができるとは!ラッキー!と思いながら購入。が、わたしは、その下にある注意書きにまったく目もくれず、購入ボタンを押したのでした。
そして出てきたのが、ガッチガチの冷凍うどん。汁は氷の塊。笑
まあ、道端で途方に暮れるよね。いや、よく見たら注意書きに書いてあるし、そもそも自動販売機の名前がど冷えもん、て。ど冷え、です。なんで気づかなかったんだろう。思い込みってこわい。まっしぐらって危険。
このうどんをとりあえず持ち帰って、ホテルにある、昭和の三種の神器みたいな電子レンジ(分数とかつまみで回すやつ)にかけてみましたが、まあ融けない融けない。解凍機能のあるいいレンジじゃないと無理でした。
これが、張り切って出かけた、長崎の旅の初日のです。笑