2022年11月に旅した五島列島、黄島でたくさんの黒猫たちがいた話です。
黄島についてはこちらから。
離島を旅していると、猫たちを見かけることはとても多いです。
島の人にかわいがられているのか、離島では人懐こい猫も多くて、ある集落、または、ある場所が住処になって集団で生活していたりするのを見かけます。
黄島へ来る前に滞在した福江島は、9月に一度訪れて、福江港近くの漁協(?)を住処にしている猫たちを見かけたのですが、2か月後の11月、二度目に訪れた時、同じ場所に行ってみたら同じ猫たちがいて、それはちょっと感動しました。(猫側は覚えていないだろうけど)
黄島にもたくさんの猫がいて、人口30人ほどの島なので、猫はその何倍もいるのでは?という数を見かけましたが、そのほとんどが黒猫でした。ヤマト運輸さんのCM撮影にでも使ってほしいくらいの黒猫率。
黄島へは、福江島の福江港から船のみのアクセス。途中の赤島を経由し乗船時間は、約30分。
1日2便が往復していて、朝8時過ぎに着いて、帰りの船は15時30分頃になります。
数時間もあれば島中を歩けてしまう小さな島ですが、とても興味深い島でもあります。
港に着くと迎えてくれたのは黒猫でした。これが1匹目との遭遇。
程なく2匹目の黒猫。さっきの黒猫ちゃんとは耳の形が違いますね。
3匹目の黒猫ちゃん。ややブラウンまじり。
黒猫の親子と、白黒猫。ここで初めて黒猫以外を発見。その奥にいる黒猫の親子、3匹いるのか、4匹なのか、黒猫が固まっていると、ひとつの黒い塊に見えて、何匹いるのか分からないことが分かりました。
道を歩けば黒猫にあたる。
時々混じる、白黒猫。
黒猫がまた1匹。数えようとかは早々に諦めました。というかみんな黒くて区別がつかない。福江島で2か月前に会った猫にまた会えた!みたいなことは、黄島では難しそう。みんな黒くて、10分後に見てもさっき見たのがどの黒猫か分からなそう。
お寺にいたキジトラ風の子猫。黒猫ばかりで珍しいので目立つ。
まだ2~3か月くらいかな。
ちょっとあなた、蚊にさされてますよ。
蚊に刺されてるまま寝てしまった。かわいい。
キジトラと白黒猫。お寺の周りは黒猫じゃない猫もいました。
茶トラとマーブル模様。親子かな。鼻水が出てて風邪でしょうか。
黒猫。
キジトラ系。
黒猫とキジトラ系ズ。
誰か待ってるのかな。黒猫と白黒猫とキジトラ系ズ。
等間隔な配置。笑
黒猫。
奥の草むらの中にいる黒猫は、なかなか気づきにくいのですが、見つけられますか?黄島を歩いていると道端だけではなく、こうやって草むらや茂みの中にも、気づかないほどさりげなく、黒猫がたくさんいます。
黒猫。
わたしが猫の写真を撮っていると、突如どこからか現れたオートバイに乗ったおじいちゃんに「こっちに」と手招きをされ、とりあえず、オートバイの後ろを追いかけてみることに。
オートバイに乗ったおじいちゃんの後を追いかけてみると、猫たちは餌をゲットしていました。おじいちゃんの家は猫の餌場だったようです。
雨どい?のような長い入れ物で食べているのでこれなら餌の奪い合いやケンカが起きなそうです。島中、広範囲にかなりの数の猫がいましたが、それぞれに餌場があるのでしょうか。
餌を食べる猫たち。黒猫多め。時々ブラウンの混ざった黒猫も。
若干白髪交じりの黒猫。
おじいちゃんちの周りの黒猫。黒猫が固まると何匹か分からない現象再び。
ブラウン交じりの猫は長毛気味。
バイクに乗る猫ちゃん。
等間隔。マーブル、茶トラ、黒、黒。
草むらにも黒猫。実際歩いている集落の中はほとんどに猫がいました。数百匹はいると思います。
黒猫の塊。
黒猫。ももしかしたら、何回か同じ猫を見ているかもしれないし、見ていないかもしれないのですが、黒猫ばかりでそれも気づかない。
物陰から見てくる黒猫。
黒猫と白黒猫。ハチワレかわいい。
多分、黄島で見かけた猫の中で一番白かったのがこの子でした。
それにしてもなぜこんなに黒猫が多いのか。子猫などは特に外敵も多いため、明るい色(特に白)だと生き残れず、隠れやすい色の猫が生存率が高いというのはよく聞く話ですが、それも関係あるのか、ないのか。真っ黒なのも逆に目立つような気がしてみたり。
ちなみに、黒猫がたくさんいますが、島の名前は黄島。笑
この近くにはさらに人口の少ない赤島があり、実は黒島、という名の島もあります。黒島は少し前までは人口1名の有人離島でしたが、最後の島民の方が亡くなってからは無人島になっています。黒島を訪れる機会はありませんでしたが、黒島にも猫はいたのでしょうか。
島唯一の商店の前にも猫警備隊がたくさん。
黄島についての紹介はこちらから。