大路池と甑の穴 アカコッコを探して

三宅島は別名を「バードアイランド」というほどに、
野鳥の生息密度が高く、実際、滞在中にかなりの数の野鳥を目撃しました。

野鳥の姿をよーく見たい方は双眼鏡や、
しっかり撮りたい方は望遠レンズのご用意を。

野鳥は島内のいたるところにいますが、
特に野鳥が見られるスポットがいくつかあります。

特に、胸部と腹部が赤褐色なのが特徴の野鳥「アカコッコ」は、
伊豆大島から青ヶ島にかけての伊豆諸島とトカラ列島で繁殖している日本特産種、国の天然記念物ですが、
三宅島には多く生息していて、村の鳥に指定されています。
(おみやげにもアカコッコが入ったグッズがあります)

他に島内では、カラスバト、タネコマドリ、イイジマムシクイなども見られます。

大路池

大路池(たいろいけ)は2000年以上前の噴火でできた火口湖。伊豆諸島最大の淡水湖で三宅島の水源でもあり、近くに水道施設がいくつかあります。湖の周囲は原生林になっていて、アカコッコをはじめ、様々な野鳥が多数生息し、野鳥の保護区に指定されています。湖の周囲は約2kmの遊歩道になっていて、1周しながらバードウォッチングが楽しめます。
写真を撮りながら1周約40分ほどの散策だったと思います。

大路池

大路池(たいろいけ)の北側の桟橋に駐車場、トイレ、休憩所があるので、こちらの駐車場に車を停めて行きます。
遊歩道は車道の内側にあります。

太宰治も大路池で休息したという
大路池北側の桟橋

北側の桟橋からが一番眺めが良かったです。

桟橋
湖の中

桟橋から覗くと魚がいました。海とも川とも繋がっていない火口湖なのに魚が居るのは誰かが持ち込んだからなのだとか。なので生息するのは外来魚だそうです。

遊歩道
遊歩道

ちなみに、遊歩道を一周する間、木が倒れている箇所がとても多かったです。
動きやすい服装や靴で行けば、くぐったりまたいだりで、進めないことはなかったです。

遊歩道の倒木
遊歩道
遊歩道
遊歩道途中の廃施設

途中に、廃墟になった施設が何カ所かあって、木陰で薄暗いので少し心細く感じるかもしれません。
水道関連の施設でしょうか。

遊歩道
対岸の桟橋
南側の桟橋からの眺め
ミヤケコゲラ
ヒヨドリ
カラス(笑)

残念ながらアカコッコを見つけることはできませんでした。

迷子椎

大路池の駐車場へ車で向かう途中に、大きな椎の木「迷子椎」がありました。
樹齢は数百年。森で密林に迷い込んでもこの大木を目印にすれば助かると言われていたことから「迷子椎」と呼ばれているそうです。

アカコッコ館

三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館は、1993年に設立された、三宅村営の自然観察施設。
大路池のすぐ近くにあり、バードウォッチングや自然観察の資料や展示がされています。
野鳥の会のスタッフがいるので、自信で撮影した鳥の名前が分からない場合、写真を見せると名前を教えてくれたりもします。

アカコッコ館
酉の日は入場無料!

運良く無料開館日でした。(通常は入館料200円)

館内の様子

アカコッコ館のすぐ横にもバードウォッチングをするスペースがあり、座っていると鳥がたくさん観測できます。
じっとしていると蚊に刺されるので虫除けスプレーをするのを忘れずに…

甑の穴

登山道入り口

大路池からは西に車で進んだところにある甑の穴。
こちらも登山遊歩道になっていて、野鳥を観測できました。大路池の遊歩道より勾配も急なので、必ず歩きやすい服装で。

登山道

登山道入り口から暫く登って、さらに進んでいくと甑の穴へ下る道が出てきます。
下る道と言っても分かりにくいので気をつけて見つけながら進んでください。

甑の穴へ下る道

写真には撮れませんでしたが、イタチのような動物に遭遇しました。

甑の穴

噴火口のその形から土器の甑にみたて、「コシキの穴」と呼ばれているそうです。
下りきったところに平らなエリアがあり、休憩用の椅子などが設置してあります。
1643年(寛永20年)の噴火口ですが、荒れた森になっていたところを、日本山岳会 高尾の森づくりの会の方々が2010年に整備をしたそうです。3年ほどかけて、登山道から休憩スペースが開けたそうです。

大きな木が生い茂り、とても静かな場所で、野鳥が多数見られました。

甑の穴から見上げた空
原生林 大木が多数ありました
休憩スペース
メジロでしょうか?甑の穴にもたくさんの野鳥がいました。
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