三宅島滞在中は、民宿 いけ吉に宿泊しました。
いけ吉は、寿司職人のご主人がいるごはんの美味しい民宿。
島の南側の坪田地区にあります。2021年7月に宿泊しました。
元々都内の割烹料理屋で寿司職人をしていたご主人ご夫婦と、若夫婦、その小さなお子さんで営むとてもアットホームで気持ちのよい宿でした。
ご家族のみなさんはとても明るくフレンドリー。
訪れた2021年7月はコロナ禍ということもあり、営業をしていない飲食店もあったので、
1泊2食付で、こちらに宿泊して良かったと特に思いました。
素泊まりは7500円~
1泊2食付で9900円~
(いずれも、繁忙期やひとり利用の場合は追加でかかる可能性あり)
飲食のみでの利用も可能となっています。
(元々は、近くに割烹料理屋が併設されていたらしいのですが道路の拡張?による改装で、今は食堂での営業だそうです。)
他に、東海汽船の夜行フェリーを利用してくると早朝5時の到着になるため、
仮眠休憩や仮眠+朝ご飯プランなどもあるそうです。
いけ吉は、コロナ前は欧米など海外客も多かったそう。
というのも、若夫婦が出会ったのは南半球。
ワーキングホリデー(だったか青年海外協力隊だったか?)の滞在中に、
海外でサーフィンをして出会ったという2人。
島出身の若旦那に連れられて三宅島に初めてやってきた大阪出身の若女将は日本にこんなところがあるなんて!と驚いたそうです。
2人とも英語が堪能なので海外からの問い合わせにも対応できたり、インスタで英語で発信したりしていたので、
海外からのアクセスも多かったのだとか。
島一周道路から1本入って坪田漁港に向かったところに看板が出ています。
公共の施設としては日本最大級のボルダリング場のある三宅島レクレーションセンターのすぐ隣に位置するいけ吉。
ベッド、椅子机のみでコンパクト。テレビはありませんが食堂のものを見ることができます。
風呂、トイレ、洗面、冷蔵庫は共用ですが広くて不便もありませんでした。
民宿あるあるですが冷蔵庫に入れておくときは名前を書いておくのがいいと思います。
部屋の窓から御蔵島がよく見えます。いけ吉ではほとんどの部屋がオーシャンビューだそうです。
夜は電気がつくので、テラスで本を読んでいる人もいました。
のんびり過ごせそうです。
こちらが食堂です。朝、珈琲があったのはありがたかったです。
お刺身と魚の煮付けと小鉢。これにご飯と汁物がつきます。
お寿司が途中から出てきたのですが、すでにご飯をよそってしまった後だったので、
知っていればご飯はいらなかったかな、と言う気もしたので、予め訊いてみることをお勧めします。
寿司職人だというご主人の握るお寿司。
大変美味しかったです。
焼き魚、炒め物、明日葉、玉子、漬物。
明日葉を食べると伊豆諸島に来た!という気がします。
お刺身、揚げ物、魚の照り焼き、サザエ、小鉢2つ。
これにご飯と汁物がつきます。
ごはん食べてる途中で、追加でミニ海鮮丼が出てきました!
すごく嬉しい!さすが寿司職人のいる宿!でも、分かっていたらご飯はいらなかったので、やっぱり最初に訊いておくのがいいと思います。笑
焼き魚、炒め物、目玉焼き、小鉢、漬物。これにご飯と汁物。
にゅうめん?素麺のようなものが入っていました。
とても美味しかったですが、ご飯を半分にしておけば良かったです。笑
食後のデザートのようなたタイミングで頂きました。
民宿はこういうのがいいなあ、と思います。
玄関にあった郵便籠。民宿から絵はがきなども出せそうです。
離島からその地の絵はがきを出すのはとてもおすすめ。
若旦那から、今日は月がとてもきれいだから沖原海岸から見てみるといいよと道順を教えて頂き沖原海岸へ。
海に月の道が出ていて本当に美しかったです。
かすかに灯りのともる御蔵島と月を並べて見ることもできました。