三宅島の東側にあるサタドー岬。
海抜20mの絶壁の岬にそびえ立つのがサタドー岬灯台。
伊豆岬灯台に比べると訪れる人も少なく、とても静かな場所です。
1954年に初点灯。
三池港近くにあり、時間によっては竹芝桟橋に向け出航する橘丸を見ることができます。
サタドーの由来には、ヒンディー語の「地獄」から来ている説と、見通しのいい岬なので便りを知らせるという意味で音沙汰などの「沙汰」から来ている説があるそうですが、地獄だったらちょっと怖いですね。
灯台の中は公開されていないので、中に入ることはできませんが外観も美しいです。
噴火の被害があったのか、朽ちていますが、サタドー岬灯台手前に建物が。
昔は灯台守が家族で暮らしていたそうです。
右手には断崖絶壁。遠くに見えるのは御蔵島。
足場は悪いですが、階段のような先まで行くことができます
三宅島の船の発着は天候や海の状況によって、3つある港のどこになるか決まりますが、
サタドー岬近くの三池港から発着の日であれば、航行する橘丸がとてもよく見えます。