種子島の南にあるJAXA 種子島 宇宙センター。
宇宙科学技術館などの施設の見学は自由(無料)で、申し込むと普段入れないところまで案内してくれるツアーがあったり、
各所の展望台から、ロケットの打ち上げ施設が見られたり。
宇宙センターの広さは総面積約970万平方メートル(東京ドーム約200個分!)。日本最大のロケット打ち上げ施設。
また、海に面した世界一美しいロケット発射場ともいわれています。
種子島を訪れたならぜひ足を運んで欲しい場所です。
(いつかロケット発射のタイミングでも訪れてみたいですが、早めに予約しないと飛行機も宿も取れなそう…)
また、中種子町には増田宇宙通信所という施設がありこちらも入館は無料。
(ちなみに島のいたるところでロケットや宇宙にまつわるオブジェやスポットがあり、島中で宇宙推し。)
こちらではJAXA 種子島 宇宙センターについてご紹介します。
また、種子島は島中のいたるところに、ロケットのモニュメントや宇宙に関するものがあるので、そちらも併せてご紹介していきます。
空港に到着するとそこはもう宇宙!笑
コスモポート種子島空港
港にもロケット。笑
本当に島中いたるところにロケットのモニュメントが設置されているので探すのも楽しそうです。
いよいよ、JAXA種子島宇宙センターへ!
JAXA種子島宇宙センターは島の南、南種子町にあります。
高すぎて写真に全景を収めるのが大変です。
壮大な写真が撮れるスポット。記念撮影におすすめ。
宇宙科学技術館
開館時間9:30~16:30(月曜定休、祝日の場合は開館、翌火曜休)
滑り込み16時到着で30分ほど見学。駆け足なら30分でささっと回れます。
(ゆっくり見たいならもう少し時間をかけてもいいかもしれません)
また、宇宙センターが主催する見学バスツアーもあり、参加無料、所要1時間15分、1日3回の開催。
3か月前から事前申し込み可能ですが、空きがあれば当日申し込みも可能。
このツアーでは職員の方が説明しながら、一般開放では入れない施設や、打ち上げ場まで見学することができるそうなので、
時間に余裕のある方はぜひ参加をお勧めします。
館内は撮影OK。フォトスポットも複数あります。
この手すりと足掛けの間に挟まったり座ったりして、足を浮かせてカメラに傾斜をつけると、
まるで宇宙ステーションにいるようだ!という無重力写真が撮れます。
すごい!浮いてる!後述しますが、この宇宙服のような服も売店で購入できます。笑
宇宙服風の服が売ってる!勢いあまって買ってしまいそうになるのですが、結構高かった気がします。
大人用~子供用までサイズ展開は結構ありました。
わたしは買いませんでした。笑
他にも、宇宙食や、JAXAロゴの入った帽子やTシャツ、タオルにマグカップ、文房具類、
種子島宇宙センター限定のグッズなどあったので、ぜひ売店には立ち寄ってみたいところ。
敷地内を車で移動すると、過去のロケットの打ち上げ場所なども見学することができます。
JAXAの全身、NASDA時代の機器が屋外に保管されていました。
海に面した、世界一美しいロケット打ち上げ場はこちら。
宇宙科学技術館裏に展望台があります。(階段と坂は結構急な登りでしたが、景色が良く、宇宙エレベーターが見渡せるので体力に余裕があれば登ってみるといいと思います。)
展望からの眺め。ちなみにこの眺望は施設全体の一角で、この何倍も広いです。
像が水を飲んだように見えるので、像の水飲み岩とも呼ばれているそうです。
さすが、世界一美しいといわれるロケット発射場のある種子島宇宙センター。景色が本当に美しい。
また、宇宙センターとは別に、増田宇宙通信所という施設もあります。
中種子町にあり、宇宙センターとは車で40分くらいの距離でしょうか。
宇宙センターより規模は小さいですが、こちらも見学することが可能です。
こちらもJAXAの施設。合計6基のパラボラアンテナのほか、第1観測棟、第2観測棟、衛星レーザ測距観測棟、通信棟、電力棟、中割コリメーションがあり、打ち上げられた人工衛星からのを受電波信し、人工衛星の軌道や搭載している電子機器が正常に作動しているかのデータを筑波の宇宙センターに送信しているそうです。
展示室は無料で見学が可能。展示室以外のの施設は見学ができませんが、科学技術週間(4月18日を含む1週間)と宇宙の日(9月12日)はその他の施設も見学が可能となっています。
宇宙センターの科学技術館に比べるとコンパクトな展示室ですが、こちらもなかなか興味深いです。
日本のロケット打ち上げの歴史。
増田宇宙通信所でくれたカード。
ダムカードやマンホールカード、離島カードみたいですが、他の場所にシリーズはあるのでしょうか?
ぜひ一度は、ロケットの打ち上げを見てみたいものだと思いますが、
ロケットの打ち上げが報道発表されたときには宿も航空券もほぼ埋まっているそうなので、
前後多めに滞在して、泊まれる場所を探すか、など工夫が必要そうです。
島のどこにいても地響きが聞こえるほど、すごいと聞きました。
実際の打ち上げ時は、宇宙センター全域と、打ち上げ場の半径3㎞は立ち入りが禁止されていますが、
ロケットの打ち上げ場が見える公園や展望台は島内にたくさんあります。
その一つで見つけたのがこちらの、特別エリア。
恵美之江展望公園にある、ふるさと納税者の年間パスポート 優待席 。
金額を調べてみると30万円の寄付でこの席の年間権利が返礼品とされているそうで、4名様まで、寄付日より1年間の打ち上げが有効だそうです。
種子島までの交通費、この場所までの手段はもちろん自己負担。
ですが、恵美之江展望公園の駐車場1台分が確保されているそうです。(駐車場は無料ですが、打ち上げ日は3時間前には満車になってしまうそう)
実際に寄付する人はいるのでしょうか?
4グループが座ることができそう。何もなければどこをどう見てもただの公園の展望のベンチにしか見えませんが、ロケット打ち上げ時は勝ち組に見えるんだろうなあ。笑
確かにこれは贅沢。
いつかロケット打ち上げを見てみたいものです。