離島をひとり旅していると、時々素敵な一期一会に遭遇します。
こちらでは、種子島の旅での一期一会をご紹介します。
種子島の男淵・女淵の滝。
レンタカーで空港から最初に訪れた場所。
駐車場があり、そこに車を停めて、遊歩道を歩いて滝を見に行きました。
1人で散策して、駐車場に戻ってくると、
先ほどはわたしが停めたレンタカー1台しかなかったですが、
もう1台が増えていて、駐車場のトイレを清掃する老夫婦がいらっしゃいました。
「こんにちは、お疲れ様です、お掃除ありがとうございます。」と挨拶すると、
「旅行ですか?どこから来たの?」なんて、立ち話がはじまり。
東京から来たことを伝えると、
ご夫婦も若い頃東京に暮らしていたこと、
妻様のほうが種子島出身で、その縁で2人で島に移り住んだこと、
娘さんが埼玉に住んでいて、毎年島に遊びに来ていたのにコロナ禍でもう2年会えていないこと、
種子島のあれこれ…、といろいろ話すうちにすっかり長話に。
種子島の交通事情から、「車はどうしたの?」と聞かれたので、
レンタカーを借りました」と伝えると、
「車、もう一台あるから、うちのを貸してあげたのに」と。
いやいやいや、それは無理でしょ、と心でツッコミながらも、そのお気持ちがとても嬉しく。
すっかり時間が経ってしまったころ、
おばあちゃんが「暑いでしょう」とリポビタンDをくれました。
「お茶菓子に」とルマンドまで。
せっかくなので、ありがたく頂いていると、
今度はおじいちゃんが、「四つ葉のクローバーがある」と見つけてくださいました。
2人のやり取りや、こうやって定期的にこの場所をずっと掃除しているんだなということ、
その雰囲気がとても素敵で、
わたしが帰るとき、車を見送りずっと手を振ってくれていたのが、
何だかうるっと来てしまいました。
おばあちゃんは、コロナが落ち着いたらまた東京に行くのを楽しみにしているそうで、
1日も早くその日が来るといいなと願わずにはいられない。
離島に行くと、なぜか、まるで親戚のおばちゃん・おじちゃんに会って話をしているようなことに遭遇します。






